104回井の頭かんさつ会

2013年12月21日

まっちさんの星空案内

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 この連休も校正などの制作作業に追われていますが、昨夕は104回目の井の頭かんさつ会と忘年会でした。一時、手を止めて井の頭公園へ出ました。
 今回のテーマは「井の頭で天体観測」。小町さんの星空案内でした。今回も1週間前には満員御礼になってしまいました。鳥観と星観は二大人気テーマです。
 集合場所のボート乗り場前には望遠鏡2台が設置されていて、金星に向けてあります。受付を済ませて、望遠鏡を覗くとびっくり!金星が三日月のように欠けているからです。内惑星には月と同じように満ち欠けがあるということなのですが、金星を肉眼で眺めることはあっても、望遠鏡で観察することはなかなかないので、知らないものです。
 その後、井の頭地区公会堂へ移動して、ギリシャ神話のエピソードを交えた、小町さんの楽しい星空解説。屋内で今の時期の見どころや探し方の予習をした上で、公園のグランドに移動し、実際に観測しました。少し薄雲が出ましたが、キーとなる星はだいたい観ることができました。私はツァイスのフィールドスコープを使いましたが、木星の4つの衛星としま模様まで見ることができました。
 終了後は、12月のかんさつ会恒例の忘年会。池の外来種防除の活動に協力してくれているメンバーも多数参加し、にぎやかな宴となりました。

葛西臨海公園自然観察会

2013年12月14日

現行計画案と現実的代替案

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 今日は葛西臨海公園のカヌー競技場建設予定地で、現地視察を兼ねた自然観察会を開催しました。この問題に対する関心はとても高く、申し込みは70名以上、都合が悪くなって参加できなかった人を除いても、54名の方に参加していただきました。
 案内役をお願いした、日本野鳥の会東京支部の飯田陳也さんは、予定地と提案している代替地を案内し、計画の問題点と解決策となる対案について丁寧に説明してくれました。現実的な対案に、参加者一同納得し、この問題はいい形に解決できる可能性が高いと確信しました。終了後は、飯田さんを囲んで皆で懇親会としました。人と人がつながり、次の力の礎が出来ました。

ジョン・レノン スーパーライブ2014

2013年12月7日

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日本武道館2014/12/7
アーティスト以外の写真で、最も気に入っている一枚です。 

103回井の頭かんさつ会「秋の実り 公園の果実と種子を楽しむ」

2013年11月23日土曜日

私のささやかな夢

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絶好の行楽日和に103回目の井の頭かんさつ会を開催しました。
今回のテーマは「実」。多様な植物の、種が運ばれる多様な仕組みに学んで、進化と生物多様性に想いを馳せました。
会終了後の余興は、「空飛ぶ種」アルソミトラ・マクロカルパを飛ばすこと。じつはこれをやりたくて、今回のかんさつ会を企画したのでした。先週の下見では、上昇気流に乗って空高く舞い上がったのですが、今日は条件が合わなかったのか、滑空はしたものの、上昇することはありませんでした。また、風のある日に。
終了後の親睦会には多くの参加者に参加していただき、楽しい時間を過ごすことができました。
写真は先週の下見で飛ばしたときの様子です。タカが上昇気流に乗って昇っていくような姿に仲間とともに見とれたものです。日をあらためて再挑戦したいと思います。

「どんぐりと民主主義 PART5 住民投票と住民参加から学ぶ 小平と徳島から学ぶ」

2013年11月10日

住民投票が成功した吉野川の事例に学ぶ

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 昨晩は小平市中央公民館で、どんぐりと民主主義の5回目が開催され、お手伝いしてきました。
 今回は吉野川可動堰計画の住民投票の事務局をされた村上稔さんをパネラーとしてお招きし、投票率55%と反対90%を勝ち取って計画を中止に運んだ事例について解説していただきながら、小平の住民投票を検証し、都道328号線計画に今後どう取り組んで行くかを中沢新一さん、國分功一郎さんと共に議論するシンポジウムでした。
 一連の議論を通じて、まだまだ、やれること、やらなければならないことがたくさんあることを再認識しました。

参考になる、先生方の著書

村上稔さん
「希望を捨てない市民政治」

國分功一郎さん
「来るべき民主主義 小平市都道328号線と近代政治哲学の諸問題」

武田真一郎さん
「吉野川住民投票―市民参加のレシピ」

102回井の頭かんさつ会「公園のきのこ」

2013年10月20日

珍しく雨にたたられる

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 今日の井の頭かんさつ会は珍しく雨にたたられ、室内プログラムにせざるを得ませんでした。今まで100回以上開催してきて、菌類(キノコ)をテーマに開催するのが初めてだったので、私たち主催者も参加者も楽しみにしていました。しかし、今日は朝から冷たい雨で、残念でした。
 参加者が何人か来てくれればいいな……それくらいの感覚で屋内プログラムの準備をしていましたが、参加者は次々にいらっしゃいました。ふたを開けてみれば、参加者は30人近くに。キャンセルの方が少なかったくらいでした。今回メインの企画担当の田中雅子さんは、急ごしらえのキノコ講座をはりきって担当しました。
 菌類がどんなものか、そして生態系の中でどんな位置づけか、他の生物群とのつながりなどを学んだあとは、採集してきた何種類かのキノコを順番に観察しました。とても充実した屋内プログラムでしたが、次のキノコの回では、ぜひフィールドで観察したいです。

ヴィラデストワイナリー10周年記念パーティ

2013年10月8日

誕生日に醸造免許を取得してから10年

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 玉村豊男さんが、誕生日に果実酒の醸造免許を取得してから10年が経ちました。その年月はヴィラデストワイナリーの歴史そのものであり、この間の玉さんとヴィラデストによる国内ワイン業界への貢献は、一言では語り尽くせないものがあります。最も大きな貢献は、千曲川沿いが国内でも有数のワインづくりの適地だということを、自らのワインで示したことではないでしょうか。今では千曲川沿いに大手メーカーから個人の醸造家まで、ワイン関係者が集い、「千曲川ワインバレー」と呼ばれるようにまでなっています。
 10年の節目にワイナリー会員向けの記念パーティが開催されたので、出席してきました。夕方まで上田の街を自然観察しながら散策し、迎えのバスが来た頃、駅へ。久しぶりに丘の上のワイナリーに到着。玉さん夫妻やスタッフのみなさんにご挨拶しました。シャンパンの逸品、サロンをサーベルで抜栓して乾杯してからの夕べはご馳走の数々。同じ会員である三田佳子さんや川島なお美さんと語らいながら、楽しく過ごさせていただきました。

三鷹の森自然かんさつ会@三鷹の森フェスティバル

2013年10月6日日曜日

100名の方を森案内

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 ジブリ美術館の方にお声がけいただき、毎年井の頭公園西園で開催されている「三鷹の森フェスティバル」で自然観察会を開催し、およそ100名の方に自然観察会にご参加いただきました。ブースに来ていただいた方はその10倍はくだりません。在来魚の展示、セミの抜け殻の展示、世界の木の実コレクションの展示などブースも賑やかでした。
 今年はap bank fesがなく、フェスでの自然観察会の機会がなかったのですが、おかげさまでホームの井の頭公園でフェスでの自然観察会を開催することができました。毎月開催している井の頭かんさつ会に参加する方は、普段からもともと自然観察が好きだったり、関心が高かったりしますが、フェスの自然観察会の参加者は自然と生き物から離れている方がほとんどです。参加してくれた方は30分で価値観が変わります。そこに大きなやりがいがあります。来年は内容や運営を高め、150名の参加者を目指します!

101回井の頭かんさつ会「恒例!渡りの夏鳥を探そう!!秋編」

2013年9月23日月曜祝日

鳥たちの「食」

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久しぶりにたっぷりと鳥観しました。定員いっぱい、約60名を4班に分けて案内し、夏鳥探しをメインにバードウォッチングを楽しみました。
井の頭池ではいきなり面白い見物が!カルガモのジャンピングキャッチです(笑)
そしてそれを皮切りに、秋の虫を食らうセンダイムシクイ、毒のある実を食らうキジバト、毛虫を食うツツドリ、小鳥を食うツミと、鳥たちの食をたっぷりと観察できました。そして、一連の観察を通じて、食を提供する森の大切さを実感できました。
私が最も楽しかったのは、カルガモのジャンピング行動です(笑)あらためて典型種の行動観察こそ醍醐味だと思い知った次第です。珍鳥ばかり追いかけて野次馬根性を発揮しているエネルギッシュな方(笑)はそろそろSee→Watchに切り替えてもいいのではないでしょうか。

第9回月夜の幻燈会「注文の多い料理店」

2013年9月21日土曜日

宮沢賢治没後80年の命日に

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 小平中央公園の雑木林で、どんぐりの会主催の9回目の幻燈会が上演されました。私はいつものように記録担当としてお手伝いしてきました。前日に東京新聞夕刊の一面トップに掲載されたこともあり、雑木林には次から次へと観客がやってきて、過去最多となりました(600人以上と推測)。
 小林敏也さんの画が投影され、音楽家の入野智江さんと岩田豊美さんの演奏が入り、女優の鍵本景子さんの朗読が始まりました。私はいつものように撮影を始めましたが、観客があまりにも多く、いつもの撮影位置が使えない誤算がありました。その中でベストを尽くしました。今回は画質を大幅に向上させるためにスローシャッターを使いました。
 物語が進むと今回のサプライズ演出がありました。なんと、幕を落としちゃったのです!そして、将来の女優?二人が熱演し、幻燈は立体的な構成になって、幕を閉じました。幻燈会で幕を落とす、という発想は小林敏也さんの演出で、とてもクリエイティブでした。スタッフの息も合いました。

 偶然にも、この日は宮沢賢治没後80年の命日でした。

 「注文の多い料理店」の筋書きを大雑把にいうと、生き物への思いやりに欠け、金銭的価値を第一に考える卑しい心の持ち主が、人間をも食らう巨大な存在によって肝をつぶし、最後には再び生き物に救われる、というストーリーです。賢治の命日に、道路整備によって伐採されようとしている雑木林で、この話を上演することになったことに運命的なものを感じるのです。
 打ち上げでは小林敏也さんをはじめ、多くのスタッフとモノづくりの話で盛り上がりました。あらためて会はクリエイター揃いだということを実感し、モノづくりって楽しいなぁと再認識しました。
 敏也さんが小道具として作った、キブシの材で作られた猟銃をもらって、井の頭へ帰りました。

林試の森で樹木観察

2013年9月16日月曜日

林将之さん来京

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葉っぱの先生、林将之さんと林試の森で樹木観察しました。女子2名は編集とデザイナー。林さんは監修。樹木図鑑作りのチームで集まって、フィールドワークしました。
写真はボダイジュを観察しているところ。花の柄(この時期は果実)にへら形の苞葉がついているのが特徴です。種子は数珠に使われますが、釈迦が悟りを開いたボダイジュはクワ科のインドボダイジュで別の仲間です。
チームでフィールドワーク、この分野ならではで良いと思いました。他の本のチームでもやりたいですが、深海に集合は無理だろうなぁ(笑)

仁の会「いのち写真展」

2013年9月5日木曜日

祖父お気に入りの会

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(ひとのかい)と読みます。「月光浴」の石川賢治さんをはじめ、広告、報道など他分野の一線で活躍する写真家の任意団体があり、今回初めて写真展を開催しました。任意団体とは、実は飲み会です。オリオンプレスという会社を創業し、写真界に多大な貢献をした私の亡き祖父、高野仁太郎が立ち上げた、粋な写真家の集まりの飲み会なのです。「仁の会」の仁は祖父の名前から一字を取ったそうです。石川さんには仕事でもお会いしていましたが、他の写真家のみなさまには祖父との生前の交誼の御礼を、今回やっとお伝えできました。

縁あって写真業界に深く関わることになり、個人としても写真家の活動をし、今また沢山の写真を編んで本を作る仕事に取り組んでいる……私個人が歩んできて選び、恵まれた組織にあって与えていただいた道ではありますが、亡き祖父がいなければ、もちろん現在の私の充実した人生もなかった。そして、今取り組んでいる編集という業務は各分野の職人さんをキャスティングし、チームで一つのモノを作っていくというチームプレーです。祖父が生前良く言っていた言葉「人様のおかげ」をあらためて噛みしめています。
これからも人に感謝し、人と共に、人様の役に立つモノづくりをしていきたいとあらためて思いました。みなさま、ありがとうございます。

井の頭セミ抜け殻調査最終

2013年8月25日日曜日

今シーズン最終の調査

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昨日の小平に続いて、井の頭公園でのセミ抜け殻調査の今季最終回を実施しました。あいにくの空模様でしたが、3組の家族を迎えました。元気な子供たちは雨などへっちゃらで、わいわい走り回りながら抜け殻を集めてくれました。今シーズンは調査地の隣接地が宅地造成され、調査地は伐採や強剪定が行われました。この環境改変によって、何年後かに影響が数値として出て来るはず。そういう時のために今まで調査をしてきました。環境改変の影響を数値で検証できるのです。子供たちに野で遊び、生き物にふれてもらうこと、そして環境を監視すること。セミの抜け殻調査はマニアの趣味遊びではなく意味のある取り組みなのです。来季もやりますので、興味のある方はご参加下さい。小学生のお子さんがいる方に特におすすめです。学校の自由研究で高度な発表ができると評判なのです!

小平中央公園雑木林セミ抜け殻しらべ&羽化観察会

2013年8月24日土曜日

今シーズン最終の調査観察会

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今シーズン最終の抜け殻調査と羽化観察会を実施しました。
夏休み最後の土日ということもあってか、雑木林は大混雑!ゲートボールにプレイパークにライブに、私たちの活動と入り乱れていました。仲間の自然観察指導員が言いました。「これだけ雑木林を利用しているところはないんじゃないか」彼の言う通りだと思いました。写真手前は私たちの抜け殻調査、右奥がライブで、左奥がプレイパークの一角です。50年前の計画通りに道路を整備して、こういう環境を潰すのは正気の沙汰ではありません。東京都の関係者はこの雑木林を訪れたことがあるのでしょうか。こうして多くの市民が利用している状況を確認したのでしょうか。いや、来てないでしょう。もし、きちんと調査しているなら、計画を見直していたはずです。都道小平3・2・8号線は東京都建設局および都市整備局の怠慢の象徴です。学者も学者。こういう林は雑木林とは言わない、などと役に立たないことを言うだけで、市民にとって役に立つ研究や動きがまったく不足しています。努力不足です。学術的な定義などどうでも良いので、こういう希少な環境を残すような研究・活動をして欲しいものです。学問って、世のため人のために役に立ってこそやる意味があるのだと思っています。
羽化観察会は、樹木が過剰に剪定されているので例年と勝手が違い、苦労しましたが、何とか比較的に低い位置で観察できる羽化しているセミを見つけました。子供たちの自然体験、いつまでも続けていける環境を残したいものです。

大阪から奈良へ

2013年8月16~18日

神秘の樹木を求めて

 大阪に出張し、「世界の美しい透明な生き物」の写真提供と監修でお世話になった、探検昆虫学者の西田賢司さんにお会いしてきました。普段はコスタリカにお住まいなので、日本に戻って来ている今のタイミングでご挨拶しました。出張後、足を延ばして奈良を訪れました。お目当ては神秘の樹木です。
nagi001.jpgナギ Podocarpus nagi マキ科マキ属
 ナギは西日本の暖地にまれに自生する常緑樹で、神木として神社に植えられるそうですが関東ではなかなか観られません。図鑑の仕事をする中で、この樹木の葉が眼にとまりました。厚みと光沢のある水滴形の深緑色の葉には、きれいに平行に伸びる葉脈が細かく入っています。実に美しい葉です。これが対になって生えます(対生)。
 何が神秘かというと、これが針葉樹だというのです。幅広の葉はどうみても広葉樹にしかみえません。針葉がくっついてしまったというのでしょうか。そういえば、イチョウの葉は針葉でも広葉でもない特殊な構造とされますが、似ています。ナギに神秘性を感じるのは、美しいこと、希少であること、神木であることに加え、特殊な構造をしているからです。
 このナギの数少ない自生地が、奈良の春日山にあると知りました。ツリー・ウォッチャーとして、これを観ない手はありません。
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まず奈良公園を歩いて春日大社へ向かいます。これまた関東では滅多にお目にかからないイチイガシの大木が、普通に生えています。葉裏が金色系で一見、スダジイと間違えそうになりますが、ギザギザの鋸歯がはっきりある点が異なります(スダジイも鋸歯のある葉が出ることはあります)。また樹皮がスダジイのように縦裂けでなく、よく剥がれる点もポイントです。植物に限らず、動物や野鳥、他の生物群でもそうですが、地方を旅してその地域ならではの種を観察し、生物相の違いを確認するのはとても楽しい観察です。それは、生態系や環境の個性を知ることだからでしょう。
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 「すみませーん」と鹿が言っているわけはありませんが、歩けば鹿に当たるほど、あちこち鹿だらけの春日大社の境内を歩いて行きます。
そして境内の一角でナギを見つけました!
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やはり美しい。。。感動です!
葉もかなり個性が強いですが、それ以上に樹皮に特徴があるので一度観てしまえば憶えます。探すのは容易です。
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樹皮は黒紫ぽい色で、よく剥がれます。剥がれた後は橙褐色です。まだらな樹皮は、森で目立つわけです。
 ナギに初対面し、じっくり観察した後は、この樹がたくさん生えている純林を探します。春日大社の広い境内の北東に、春日山原始林を歩く旧柳生街道(滝坂道)の入り口があるそうです。原始林のどこかに、きっとナギだらけの一角があるに違いない。。。
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 道がよくわかりませんでしたが、たぶんここだろうという林道のような道を歩きました。事前にヤマビルが多いという情報を得たので、持参した長靴に「ヒル下がりのジョニー」をしゅっしゅっとやって歩きました。全ての生き物は友達と公言する私の例外の一つがヤマビルです。私の天敵なのです。
世界遺産にも指定されている春日山原始林にはナギが点在し、イチイガシの巨木も目立ちましたが、イヌシデ、アカシデ、クスノキなど身の回りでおなじみの樹も多く、いい森です。さて、ナギの純林はどこでしょう。
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休憩中に飛んで来たオオセンチコガネの青タイプ。薄暗い杉林の中で、小さいけれども鮮烈な青い光を放っていました。
途中出会った、菌類を調査している方にナギの純林の写真映えしそうな場所を尋ねたところ、なんと原始林よりも春日大社の境内の方がナギが多い純林があるというではないですか!しかも、それは最初にナギを見つけたあたりだというから、私は何をやっているのでしょう。
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 下山して、あらためて探してみると、ありました!あちこちナギだらけではありませんか(笑)一体どこを観ていたのでしょう(汗)見事な純林はスタート地点にあったのでした。
ちなみにナギはシキミと同じように毒成分を含むので、鹿の食害を免れて純林が残っているのだそうです。
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 フィールドワークの後はもちろん甘味です。奈良に来て吉野葛を食べない手はありません。今回はならまちの『吉野葛 佐久良』で葛切りをいただきました。夕立の庭を眺めながら、コシのある透明な葛切りに舌鼓を打ちました。風情ある雨宿りでした。
甘味の後は、いい時間になったらもちろん一杯やります。ならまちの夜、もとい奈良の自然観察、最高です!

井之頭町会セミ抜け殻しらべ

2013年8月11日日曜日

休む間もなく、活動を続ける

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100回記念の余韻に浸る間もなく、翌朝は井之頭町会のイベントとして抜け殻調査に取り組みました。これがあったので、昨晩は二次会に行くことを見送りました。
今まで独自調査と町会のイベントは分けていましたが、今回からイベントが調査を兼ねる形にしました。井の頭バードリサーチのセミ抜け殻調査チームに協力してもらいながら、20名近くの参加者と共に抜け殻調査に楽しく取り組みました。

第100回井の頭かんさつ会&100回記念パーティ

2013年8月10日土曜日

おかげさまで、ついに100回

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 記念すべき100回目の井の頭かんさつ会と100回開催を記念したパーティを開催しました。
身近な自然の面白さと貴重さに気づき、それを広く多くの人々に紹介し、生き物や環境を大切に考えてもらおうという趣旨で2005年4月に一回目を開催し、2005年7月からは毎月+α開催してきました。今年の4月で満8周年を迎えて9年目に入り、この8月の開催で100回目となりました。

 記念すべき100回目なので、いつもよりも受け入れ参加者数を大幅に拡大し、パーティ参加者数との兼ね合いを調整しながら受付して79名にもなりましたが、さらにキャンセル待ちの方が31人もいましたので、やろうと思えばスタッフを入れて130人近くの会もできたことになります(今の体制ではとても対応・管理できませんが)。
 6班に分けて夏の定番、夜のかんさつ会を開催し、ヒグラシの輪唱から始まって、夜咲く花や夜寝る植物を観察し、昆虫を中心にいろいろな生き物を観察しました。私は大原さんと組んでご案内しましたが、二人とも粘菌好きなのがいけませんでした。途中で粘菌話に時間を割いてしまい、観察もしました(笑)参加者のウケも良かったのですが、時間がオシてしまい、シメのセミの羽化をゆっくりと観察する時間がなくなってしまいました(^^;;でも、満足していただけたようで良かったです。

 かんさつ会後は吉祥寺MOTHERSを貸し切り、かんさつ会メンバー、参加者合わせて50名で100回を記念して祝いのパーティを催しました。パーティはゆるく、かしこまらないものにしましたが、途中でメンバーの自己紹介をし、過去のかんさつ会をふりかえるスライドをやり、盛り上がりました。多くの参加者と会の仲間のおかげで、想い出に残る記念パーティにできました。次回は150回で再び記念パーティを開催したいと思います。
つながってくれている皆様に感謝!

NACOTセミ羽化観察会

2013年8月7日水曜日

毎年恒例の日比谷公園

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毎年恒例、日比谷公園でのNACOTセミ羽化観察会を開催しました。一般の参加者に加え、伊藤忠のみなさまとご一緒しました。終了後は恒例のNACOT納涼会。冷たいビールを胃に流し込み、盛り上がりました。

井の頭&小平セミ抜け殻調査ダブルヘッダー

2013年7月28日日曜日

今年も抜け殻調査がスタート

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7月下旬を迎え、今シーズン最初のセミ抜け殻を実施しました。前日に仕事が入ってしまった関係で井の頭での調査と小平中央公園雑木林での調査が同日になってしまい、ダブルヘッダーで取り組みました。毎年恒例の真夏の闘いが、始まりました。

スクープ!「踊る粘菌」

2013年7月22日月曜日

なぜ!?一体何が?!


粘菌(変形菌)のムラサキホコリの子実体を撮影していたところ、なんと子実体の一本が躍るように動き始めました!何が起こっているのか理解できず、ピント合わせや構図調整もままならないままとにかく撮影しました。粘菌は動物と菌類の性質を併せ持つ不思議な生物で、その知能についても語られることがありますが、子実体の状態で動くというのは前代未聞で、まるでスタジオジブリの空想世界にいるようなとても不思議な観察と感覚でした。

第99回井の頭かんさつ会「井の頭池の自然と生き物」~かいぼり前の池を調べよう~

2013年7月20日土曜日

本番を想定し、参加者に池に入っていただく

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99回目の井の頭かんさつ会は「池のかいぼり」を来年2月にひかえ、池の生き物の捕獲を参加者と共に行う内容にしました。池の件は関心が高く、50名の定員はあっという間に満員御礼でした。詳細なレポートは井の頭かんさつ会のウェブサイトに掲載しています。

ナキウサギに会う

2013年7月12日~16日

10年ぶりの再会

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 少し早めの夏休みをいただき、ナキウサギを撮影しに行ってきました。最新の機材で撮り直しをしておくのが主な目的でした。前回撮影してから間が空き、約10年ぶりでした。今はオフシーズンなので撮影は簡単ではありませんでした。姿は何度も確認しますが、写真的にはもう一つ。でも、粘った結果、私のすぐ近く5mに現れてくれ、ひょうきんで可愛らしい姿を見せてくれました。
 そもそもナキウサギは、私が風景写真から動物写真へと転向したきっかけになった動物なのです。なかなか姿を見せてくれない。現れたところを撮りまくるもすぐにいなくなってしまう…その少ないチャンスを捉えるのが楽しくて、500mm/8まで揃えていたハッセルブラッドを約13年前に売り払い、キヤノンの500mm/4を購入したのです。そして、東京では哺乳類を撮影する機会が少ないことから野鳥撮影に行動が向き、それが中心になっていったのです。
 私の見方が10年前と大きく変わったのは、生態を観察し、この動物の形態や行動から、環境と進化を考えるようになったこと。生態に関しては活動が活発な時期ではないので、多くは観察できませんでしたが、イソツツジのつぼみを食べる行動が観察できました。また、環境と進化についてですが、決して俊敏とはいえないぽっちゃりした形態は捕食者が多い生態系の中で圧倒的に不利なのが明らかです。生き残るためにガレ場の環境から離れられず(離れようとした個体は捕食され、ガレ場の個体のみが生き残ってきたともいえる)、新たな環境を求めるのをやめ、周囲の植物を餌にすることに適応し、進化はとまったのでしょう。氷河期の生き残りといわれる所以は、逃げ場所としてのガレ場あってのものだと考えました。

玉川上水ネット「リレーウォーク」第一回

2013年7月7日日曜日

玉川上水の歴史と文化、自然を知り、歩き抜くイベント

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 猛暑の中、玉川上水ネットのイベント「玉川上水リレーウォーク」の一回目を開催しました。玉川上水を全区間歩いて歴史や史跡、自然に学ぶイベントで、一回目は羽村堰から拝島まででした。猛暑の中、参加者の体調悪化が懸念されましたが、しっかりと水分補給しながら進めたので、歩ききることができました。私の感想ですが、宮本橋から五丁橋までの区間に遊歩道がない問題を実感しました。また、田村酒造の敷地内の随所に上水から引きこんだ分水が豊富に流れているのが羨ましく(田村分水、仕込み水として利用)、樹齢400年の大ケヤキが立派でした。「嘉泉」は美味でしたが、試飲してしまったことで、その後の歩きが少ししんどくなりましたw
第二回は9月8日に開催します。拝島から玉川上水駅までの区間を立川のグループが中心になってご案内します。

吉野雄輔「会いに行ける海のフシギな生きもの」出版記念イベント

2013年7月4日水曜日

海洋写真家が紹介する、海の仲間たちの魅力

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 ネイチャープロ編集室が制作した新刊「会いに行ける海のフシギな生きもの」(幻冬舎)の出版を記念し、渋谷のジュンク堂書店で吉野雄輔さんのスライドショー&トークセッションを開催しました。私は編集室のスタッフとしてイベントをお手伝いしましたが、書店の一角という限られたスペースで、用意された機材も写真を見せるのに不十分なものだったので、光量のあるプロジェクターを手配したり、集客に努め、会場風景を撮影しました。
 雄輔さんは編集を担当した先輩の評通り、豪快でやさしい海賊のような方でした。会場に集まった40人以上の来場者は、海の生きものを「仲間」だと言い切る雄輔さんの思い入れや愛情あふれる話に熱心に聞き入っていました。来場者と共にひとときの楽しい時間を過ごしました。

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2014年1月~6月

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