91回井の頭かんさつ会

2012年12月22日土曜日

恒例、忘年会かんさつ会

JTP121222_0367.jpg91回目の井の頭かんさつ会は12月恒例の忘年会かんさつ会でした。
 前半は雨が残っていたので、屋内で雨天プログラムを実施し、後半すっかり晴れ渡ったところで野外に出て観察しました。参加者は座学と観察の両方を楽しめたので、結果的には美味しい回だったと思います。
 今回は昆虫を中心に観察しました。こんなところにこんな生き物がいる!をいくつも紹介しながら、生き物の冬越しの工夫、仕組み、多様性を紹介しました。終了後は12月の井の頭かんさつ会伝統の忘年会、吉祥寺の街で楽しく歓談しました。
井の頭かんさつ会は今年も多くの方にお世話になりました。来年もさらに中身をブラッシュアップし、井の頭池の「かいぼり」に備えて活動していきます。今後ともよろしくお願いいたします。

CARE WAVE AID vol.5~被災地の子どもたちによる平和宣言3・11~

2012年12月19日水曜日

いよいよ本番!

JTP121219_4889.jpgNPOピースウィンズ・ジャパンをお手伝いする形で応援しているCARE WAVE AIDの本番の日を迎え、都立大学の「パーシモンホール」へ。これまで目黒のさんま祭り、FIATのイベント、稽古場などを撮影してきましたが、この日が鎌田監督や関係者、パフォーマンスを演じる被災地の劇団の子供達の集大成でした。
 このチャリティミュージカルは、東日本大震災や原発事故のみならず、貧困や飢餓、虐待や虐殺など世界中の問題を提起し、平和のためのアクションを呼びかける、素晴らしいミュージカルです。私はスチルカメラマンとして、このイベントの一翼を担えることを大変光栄に思いますし、東北の復興支援に関して大したことができていない状況で、自分のスキルである写真で役に立てることは本望です。
 ミュージカルはマチネ、ソワレ合わせて800人近いお客様に観ていただき、好評をいただくことができました。次回は3月に世田谷パブリックシアターで公演します。ぜひ、ご覧下さい。

井の頭町会「冬のバードウォッチング教室」

2012年12月16日日曜日

井の頭町会のイベントとしての鳥観案内

JTP121216_0040.jpg夏のセミの抜け殻しらべに引き続き、町会のイベントとして探鳥会を担当させていただきました。
 今シーズンは寒いですが、観察会当日はとても暖かく鳥見日和でした。
 最初に双眼鏡の使い方とコツをレクチャーし、池でカモについて話をしていると、水面を青い一閃が走りました。カワセミでした。カモの話を中断し、用意してきた望遠鏡を設置して、皆でその美しい姿を観察しました。やがてカワセミが奥に去ると、再びカモの話をしました。餌を与えることが環境やその生き物にとって良くないことと、井の頭池の環境問題である外来生物の話もしました。
 この日は池のカモの観察を中心にしようと思っていたのですが、森でいろいろな冬鳥が観察できるチャンスだったので、池の観察を早々に終了し、森へ移動しました。森ではお目当てのヒガラやキクイタダキを観察できましたし、ルリビタキも確認できました。多様な野鳥を観察したあとは『葉っぱじゃんけん』をしました。葉の多様性から、井の頭の森の生物多様性を感じてもらい、最後にまとめをしました。観察を楽しみながら身近な自然環境の価値を知り、大切に考えてもらうという私の活動の趣旨が実践できて、いい観察会だったと思います。
 観られた鳥はカイツブリ、ゴイサギ、アオサギ、カルガモ、オナガガモ、ホシハジロ、キンクロハジロ、キジバト、カワセミ、コゲラ、ヒヨドリ、ハクセキレイ、ルリビタキ、ツグミ、ウグイス、ミソサザイ、エナガ、ヒガラ、ヤマガラ、シジュウカラ、メジロ、キクイタダキ、シメ、ハシブトガラスの24種でした。
 私は自然観察会の活動を通じて、多くの人に井の頭公園の自然環境の貴重さを具体的に知ってもらい、身近な自然環境と生きものを大切に考えてもらいたいと願っています。次回は一年で最もバードウォッチングが楽しい春に探鳥会を開催したいと思います。

パタゴニア「草の根活動家のためのツール会議」

2012年11月30日金曜日~12月2日日曜日

パタゴニアによる、環境関連活動に携わる人のためのサポート

JTP121202_3398.jpgパタゴニア presents 第三回「草の根活動家のためのツール会議」に参加しました。このイベントは、パタゴニアが助成している環境関連活動に携わる団体の有志を招いて、問題解決のためのあらゆるノウハウを伝えるものです。
 日本で初めてのダムの撤去の立役者、つる詳子さんをはじめ、各界で活躍する講師陣を招いての充実したプログラムはワークショップ形式で、会の活動のビジョンを具体化し、明確にすることや、ビジュアルで視覚的にすること、キャンペーンの展開の仕方や、企業へのプロポーザルについてなど、実践的なものでした。学びや気づきを持ち帰り、井の頭かんさつ会のメンバーに共有し、次のアクションにつなげます。全国から集まった環境活動に関わる団体のメンバーやこのイベントを企画したパタゴニアのスタッフとの交流もとても楽しかったですし、ステキな方との2年ぶりの嬉しい再会もありました☆地産地消にこだわった美味しい料理やかけ流しの温泉、空間やデザインがステキな清泉寮の新館で3日間充実した時間を過ごすことができました。
 パタゴニアは、環境保全活動や諸問題に関わる団体に単に助成するだけでなく、助成先の各団体が真に問題解決することを目指して、今回のような実践的なプログラムを実施しています。その情熱とホスピタリティには本当に頭が下がる想いです。パタゴニアは今後も多方面で協働していきたい大切なパートナーです。
http://www.patagonia.com/jp/patagonia.go?assetid=16778

90回井の頭かんさつ会

2012年11月25日日曜日

どんぐりと実!

JTP121125_3033.jpg第90回井の頭かんさつ会「どんぐりパーフェクトマスター」では大人班のリーダーを担当し、参加者のみなさまと共に井の頭公園で拾えるどんぐり7種を拾いながら、どんぐり以外の様々な植物の種子と多様な散布の仕組みもご紹介しました。もともと種子は好きでしたが、今関わっている仕事でも種子のことをいろいろと研究していることもあり、あれこれ話を膨らませ過ぎて時間が足りなくなり、解散後に私の班だけ10分の延長観察会を実施することになってしまいました(^^;;
観察会後の野外親睦会も日なたはぽかぽかで、参加者の方々と親睦を深めることができました。紅葉の井の頭公園は正に自然観察会日和で大満足の一日でした。

Share with FIAT SIMPOSIUM 2012

2012年11月18日土曜日

CARE WAVEがパフォーマンス

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 フィアットのCSR活動とJ-WAVEのコラボイベント「Share with FIAT SYMPOSIUM 2012」にNPOピースウィンズ・ジャパンが参加し、応援している気仙沼の劇団の少年少女たちが「CARE WAVE AID vol.5 ~被災地の子供たちによる平和宣言3.11~」のパフォーマンスを演じました。
 彼女たちとは目黒のさんま祭り以来の再会でしたが、演技や歌は前回よりも良くなっていましたし、何よりも演出・脚本・総監督の鎌田真由美さんの熱の入った指導とMCに思わず見惚れてしまいました。このミュージカルが良いのは、自分たちが実際に味わった被災体験を訴えるだけで終わらず、それを通して今まで対岸の火事だと考えて、関心のなかった世界中の貧困・飢餓・紛争などの問題を、被災者である子供達が考え、思いやること、助け合うことを呼びかけるところです。彼女たちは12月19日の目黒での講演を一つのピークに稽古を続け、パフォーマンスを磨き上げます!

三鷹駅北口で街頭講演!

2012年11月4日日曜日

まちづくりと自然について講演

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 三鷹駅北口独歩の碑前で街頭講演してきました。井の頭バードリサーチの活動と実績を紹介した後は、私の秘策である即興自然観察会を実施。独歩の碑周辺にはムクノキ、クヌギ、コナラ、イヌシデなど武蔵野を象徴する樹木が並んでいます。これを使わない手はありません。ムクノキの落ち葉を聴衆に配り、ざらざらした手触りを確認してもらい、ムクノキやコナラ、イヌシデにつながっている生きものをそれぞれ紙芝居(写真)で紹介しました。結論は、まちづくりには野遊びできる環境を欠かさずに盛り込んで欲しいこと、それが子供たちの精神形成上、重要である点を強調しました。ケヤキ一本で30分話をできること、そんなNACOTの精神を少しだけ投入しました。最大50人程の聴衆の中には本当に通りすがりに足を止めてくれて、とても話が面白かったと声をかけてくれた方も少なからずいて、やりがいを感じました。講演はパワーポイントが使えなくても何とかなるものですね。

道東ぶらり旅

2012年10月16日火曜日~21日日曜日

久しぶりの北海道

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久しぶりに北海道へ。道東をぶらっと旅してきました。野鳥に関しては中途半端な時期で、この時期に北海道を訪れたのは友人の結婚式に行ったくらいで、フィールドを楽しむのは初めてのことです。実はこれも初めてですが釧路から入りました。湿原の夕陽を眺め、星空を待って、夜は生鯨刺しで一杯。翌日から東進し、厚岸、霧多布などに寄りながら根室へ。松尾さんの民宿風連に泊まるのは10年ぶりくらいでした。アッケシソウが紅葉する春国岱を歩き、荒涼とした風景を味わいました。その後、中標津へ移動し、野付湾でコクガンとアザラシウォッチングなど楽しみ、8年ぶりに養老牛温泉大一へ。宿はすっかり変わってしまっていてシマフクロウは観られませんでしたが、のんびりと過ごすことができました。すっかりリフレッシュして帰京しました。
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自然観察を楽しむアート展2012

2012年9月30日日曜日

台風が来る前に

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 毎年恒例のアート展の最終日を迎え、出展者として一日中会場へ詰めるべく新宿御苑のアートギャラリーへ。ところが、台風が接近しており、夜には関東を直撃するとの予報だったので、閉場から撤収作業まで時間勝負となった。さすがにこの空模様では御苑来場者も少なく、最終日恒例のミニ観察会も盛り上がらなかったが、天気だけは仕方がない。
何とか当初予定通り15時で閉場し、手早く撤収作業を終えることができたが、お疲れ会が流れてしまったのが残念だった。 

市民版!玉川上水サミットで講演

2012年9月29日土曜日

玉川上水の自然環境保全について講演

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 すっかり通い慣れた鷹の台に赴き、「市民版!玉川上水サミット」でパネルディスカッションのパネラーとして発表してきました。この日の午後に開催された「玉川上水サミット」は立川、小金井、武蔵野、西東京、三鷹、杉並、小平の区市長によるパネルディスカッションと津田塾大学学長の基調講演からなるイベントですが、市民の発言の機会がないものでした。玉川上水に隣接する雑木林を踏みつぶす道路計画を推進するような首長たちに玉川上水の環境保全を語る資格なし!ということで、このイベントに対抗して玉川上水に関わる市民団体が集まって午前中に「市民版」を開催したわけです。
 私は自分が主宰する「井の頭バードリサーチ」の活動を紹介し、井の頭公園での環境保全のためのアクションの事例を紹介、その後、手伝わせていただいてる小平中央公園の雑木林での夏鳥調査とセミの抜け殻調査の事例を紹介し、雑木林の重要性を生態系の面から説明しました。その後、音楽祭での自然観察会の事例を紹介し、私が最近最も力を入れている、自然離れし、生きものにふれる機会のなくなった人たちに自然観察してもらうこと、あるいは野遊びする環境のない子供達に自然体験してもらうこと、それらが人の痛みのわかる思いやりの心を育むベースになっていること、そういう正常な人格形成の場としての雑木林環境の重要性を訴えました。
 15分という持ち時間は短かったですが、数十人の聴衆からいただいた拍手と励ましの言葉は今後の活動の活力となるものでした。これからも単に趣味の世界に没頭するのではなく、世のため人のため、生きもののためになる自然環境保全活動に力を入れていく所存です。

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日獣医大での講演 2012年9月23日午後

井の頭かんさつ会を終了後、友人たちと共に三鷹きびやで昼食をいただき、その後すぐに武蔵境へ。日獣医大で講演しました。生物学に関わる学生たちに自然観察への興味を強めてもらい、フィールドワークの機会を促進するため、私は現在取り組んでいる『自分活動』の紹介と、今までの経緯についてお話ししました。7年間の活動は多岐に渡るので、1時間にまとめるのは大変でしたが、やりがいの大きい取り組みの数々を紹介することで、若い学生さんたちの刺激になればという想いでお話ししました。NACS-Jの辻村さんと共に講演しました。講演後は懇親会に参加したかったのですが、翌日に写真展の搬入があって作業が終わってなかったので、泣く泣く帰宅して準備を終え、作品を発送しました。

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第88回井の頭かんさつ会 2012年9月23日午前 

88回目の井の頭かんさつ会は珍しく雨に見舞われました。晴天率90%以上の井の頭かんさつ会としては極めて稀な回です。まとまった雨だったので、屋外での観察はあきらめ、屋内で講演する雨プログラムに変更して参加者に一斉にメールしたのですが、連絡が間に合わなかった参加者が変更前の時間に集合場所に集まったので、それならと、傘をさしながらの観察に出ました。あまり期待していなかったのですが、これが大当たりとなりました。ボート池では今季飛来が遅れていた冬ガモの内、コガモ、オナガガモ、ハシビロガモ、キンクロハジロの4種を一気に初認しました。また、池の畔のサクラにはシジュウカラ、メジロ、コゲラの混群にコサメビタキとエゾビタキが混ざって活発に飛び回っており、これをじっくりと観察できました。雨は降り続いていましたが、このように状況が良かったので、変更後の集合時間に集まった参加者も野外観察に連れ出して、一緒に観察しました。混群は相変わらず活発に活動しており、観察している内にそこにアオゲラの雄も飛び入りし、観察はますます充実しました。1時間ほど観察し、その後屋内プログラムに移行し、秋のバードウォッチングのポイントについて1時間ほどお話ししました。

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パタゴニアVYCグラスルーツ 2012年9月22日土曜日 

今日はパタゴニア吉祥寺ストアでVYC(2ヶ所の助成先の団体のいずれかに投票してもらい、票が多かった方の団体により多くの助成金が支給される)の一環であるグラスルーツテーブル(店頭での活動紹介とアピール)を昨年に続いてやってきました。吉祥寺で道行く人に声をかけて会(ここでは井の頭かんさつ会)の活動紹介をする普及啓発活動は、私にとって音楽祭での自然観察会と同じく、池の外来種問題や森のコスモス畑未遂事件を知らない人々に知ってもらう機会であり、大きな意義を感じます。声をかけるのも、わかりやすく説明するのも、活動を始めた頃からするとかなり馴れてきましたし、緊張もほとんどありません。喋るのがどんどん好きになっていきます。さて、VYCの結果、どうなるでしょう。

目黒SUN祭り

気仙沼うを座のパフォーマンスを記録

2012年9月16日日曜日

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今日は先週に続いてピースウィンズ・ジャパンさんの活動に参加。めぐろSUN祭り会場でCARE WAVE AIDさんのイベント、気仙沼(気仙沼劇団うを座)の少女たちによる平和宣言3.11のパフォーマンスをオフィシャル撮影してきました。厳しい撮影条件でしたが(ステージなし、背景ごちゃごちゃ、マイクスタンド邪魔)、一生懸命声を出して歌い、踊る少女たちの想いにはハートを揺さぶられました。本番である12月19日の目黒パーシモンズホールでの舞台では最高の一枚を撮ります!
http://peace-winds.org/musical.html
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それにしてもこの煙(笑)昨日の目黒SUN祭りの一コマです。3時間待って、こうして煙に巻かれてまで食べたいのだから、みんなお祭りとさんまが好きですね(^^)焼き手はもちろん、常連のお客さんもゴーグル持参だとか(笑)

ふるさと学習会 in 南三陸町

最新のロボットは仮設住宅の子供たちにどう受け容れられるか

2012年9月8日~9日

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この週末はピースウィンズ・ジャパンさんに同行して南三陸町へ。現地で開催されているふるさと学習会【ふる学】の記録係を担当してきました。今回の講師はNECネッツエスアイ株式会社の塩川正二さん。2ヶ所の仮設住宅に赴き、子供達を対象にコミュニケーションロボットのパペロを紹介し、遊んでもらいました。パペロ君、実に良くできていて、そのコミュニケーション力には驚嘆するばかりでした。子供たちにたくさん笑顔になってもらうつもりで現地へ赴きましたが、私の方が笑顔にさせられっぱなしでした(^^)

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小鳥の森の手入れについて要望 2012年9月1日

井の頭公園の管理をしている東京都西部公園緑地事務所の担当者と、私たちの活動の中心拠点である井の頭公園の小鳥の森の手入れについて打ち合わせをしました。若い担当者は植物に詳しく、安全管理と生物多様性と観察という複数の視点からの整備の使い分けを良く理解していました。一緒に現場を視察し、意見書を渡して今後の協働を約束しました。途中雨が降ってきて小さなあずまやで一緒に雨宿りしたことは良い想い出になりそうです。

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セミ抜け殻調査3連発! 2012年8月25日土曜日

25日土曜日は午前中に井の頭公園でのセミ抜け殻調査、午後はどんぐりの会主催の小平中央公園でのセミ抜け殻調査、夕方からは同地でのセミの羽化の観察会の講師を担当してきました。
調査してみると小平中央公園はとてもヒグラシが多いことがわかります。ニイニイゼミ、ヒグラシ、アブラゼミ、ミンミンゼミ、ツクツクボウシの5種がいる中で、ヒグラシが前期調査・後期調査共に2番目に数が多いことは特筆すべきことです。
隣接する玉川上水に近い調査地ほどヒグラシの抜け殻が多いことは、ヒグラシが渓流沿いに多いことを示すと共に、当地がかつての武蔵野の自然環境をかろうじて残していることの証です。
今、都市化が進む中で当地のような環境はとても重要であり、開発と共に少しずつ削り取ることに歯止めをかけないと、ますます生物多様性が失われると共に、子供たちがバランス良く育つための基礎となる環境が乏しくなり、私たちの未来も暗いものになってしまいます。この貴重な雑木林を潰す都道3・3・8号線の整備計画を私は見直すべきだと考えています。
http://338kangaerukai.seesaa.net/

ap bank fes 2012 Fund for Japan in みちのく

2012年08月18日~19日、宮城県川崎町みちのく杜の湖畔公園

 今年のap bank fesは3か所での開催でした。今までの静岡県掛川市つま恋に加えて、淡路島と仙台。阪神淡路大震災と東日本大震災の被災地の復興支援という趣旨がより強くなりました。

初めての会場で

 勝手知ったるつま恋と違って、今回は初めてのフィールド。観察会を一緒に担当する指導員は1人を除いて初めてお会いする方々ですし、つま恋と違って6~8名の人員しかいません。しかも下見に参加できる人はなく、私一人!一日の下見でコースから観察会の内容まで決めて、それを仲間の指導員に当日共有して運営しなければならず、かなりのプレッシャーがありました。仙台で電気自動車の日産リーフを借りて、会場入りしました。

トンボが何種類も飛ぶ楽園が...

 会場は四方を山に囲まれた牧場跡のようなフィールドで、川が流れ、少し歩けば雑木林もありました。明らかにつま恋よりも自然度が高く、面白そうなフィールドです。まずはap bankの事務局にご挨拶し、「みちのく自然かんさつ会」のブースの位置を確認してから周辺フィールドを調査。ブースからすぐの位置にビオトープがあり、ピンク色のミソハギが咲き乱れている湿地に何種類ものトンボや蝶が飛んでいて、足元ではアマガエルやトウキョウダルマガエルがピョンピョン、バッタももコオロギも逃げ回り、10m進むのに30分はかかるほど生物多様性が豊かなフィールドでした。ブースから近いこともあり、私はこの楽園のようなフィールドを観察会のコースに決めました。クヌギ主体の雑木林なんかも面白いのですが、イベントでのミニ自然観察会はあまりブースから離れてはいけないので、見送ることとしました。見つけた生きものやつながりを記録しておきます。今日の内に観察会の内容やストーリーを考え、明日合流する仲間の指導員に共有しなければなりません。念のために少し広範囲を調査し、他の可能性も探りました。一面オミナエシが咲き乱れ、コオニユリやキキョウも咲く遊歩道もあったので、そちらも別コースとして設定しました。

みちのく自然かんさつ会スタート!

 そして迎えた本番。東京から岩手に移ったKさんに数年ぶりに再会し、彼から声をかけていただいた宮城、福島の指導員と合流し、会場へ。そして、あらためてお互いに自己紹介し、ブースを設営し、下見をしている内にフェスの来場者が大挙して会場へ入ってきました。行列はつま恋と同じく整列してゆっくりと誘導されます。「おお、来た来た」つま恋とは違う絵だなぁと思いながら下見を進め、観察会の流れを含めた一通りの情報共有を終えると、先行して下見を済ませた宮城の指導員が既に一人の参加者を案内しているではありませんか。みちのく自然かんさつ会、記念すべき一人目の参加者は地元宮城の方でした。その後も順調に参加者は来てくれて、まずまずのスタートとなりました。心配だった雨も、午前中に少し降られただけで、後は晴れて暑い状況でした。

初めてのみちのく開催をやってみて

 今回はブース運営を優秀な仲間に切り盛りしてもらったので、私も観察会を担当できました。つま恋では一度も案内できなかったので、その欲求不満を解消させてもらいました。そもそも二日目は指導員が5人しかいませんでしたので、私が出てもまだまだ人手不足でした。参加者が集中する時間帯には指導員全員が出払ってしまい、ピンチになった時もありました。中には一日で観察会10本担当した指導員もいました。
2日間で128名の参加者をご案内しました。今回は初めての会場でトライアル的な開催でしたので、何とかしましたが、来期はつま恋と同じく1日100人を目標にし、10人以上で案内したいものです。

音楽祭での自然観察会

 ap bank fesでの自然観察会は普段私たちが開催している自然観察会とは異なり、参加者のほとんどはライブを目当てに来場している人たちで、自然から離れた生活を送っている方が多いです。そういう人たちに自然や生きものに触れてもらい、「気付いて」もらうことこそ、私の活動の中で最も重要な意義です。自然保護、環境保全のためにはより多くの人に自然や生きものを大切に考えてもらうことがまず第一だからです。「虫にさわれるようになった」「29年生きてきたが、カエルに初めてさわった」といった反応は私にとって最も嬉しいリアクションです。普段の自然観察会はある程度自然観察の経験や知識のある方が多く、そういう方々と楽しみながら自然観察するのも良いのですが、私は単なる趣味でやっているわけではなく、楽しみながら世のため人のため自然や生きもののために役立てたいという想いで活動しているので、この音楽祭での自然観察会には大きなやりがいを感じています。そして、今年は従来のつま恋に加えて、みちのくでも活動の場を与えていただき、本当に幸せです。それぞれの地域で同じ活動をしている仲間とのコミュニケーションにも大きな喜びがありますし、その土地の風土や文化を学ぶことができるのもありがたいことです。今後もこの充実した取り組みを続けていきたいです。

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セミ3連発!

2012年8月12日日曜日

この土日はセミ関係3連発!真夏はセミ三昧なのです。
今日は午前中に井の頭公園で続けているセミの抜け殻調査の二本目。午後は井の頭町会のイベントとしてのセミのぬけがらしらべでした。
かつて私の案内する自然観察会は大人向けでしたが、最近は子供に触れる機会が増え、積極的に子供向けのそれをやりたい今日この頃です。子供は未来そのものだから、良い原体験をしてもらって、いろいろ感じて考えてもらいたいのです☆

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87回井の頭かんさつ会「恒例ナイトウォッチング」

2012年8月11日土曜日

87回目の井の頭かんさつ会は伝統の8月、夏の夜長のナイトウォッチング。雷雨の可能性、という予報が当たり、集合時間には雨がぽつぽつ降ってきたので厳しいなぁと思っていましたが、50名満員御礼の参加者からはほとんどキャンセルが出ませんでした。幸運なことにかんさつ会を始めるとすぐに雨は止み、夜咲く花のカラスウリやアブラコウモリ、昆虫いろいろ、セミの羽化など一通り夜の観察会の見どころを楽しみました。さすが晴天率9割以上の当会です。
終わった後は恒例の納涼会。こちらの方が楽しみだったりします(?)

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パタゴニア吉祥寺ストアイベントvol.4 セミの抜け殻をしらべよう

2012年8月11日土曜日

パタゴニア吉祥寺の夏休みの特別企画のストアイベントを担当しました。今まで3回バードウォッチングをやってきましたが、4回目の今回はセミのぬけがら調べのアクティヴィティを企画しました。事前にセミの抜け殻の見分け方をレクチャーし、その後公園に出ました。井の頭公園に大きく二つのエリアを設定し、子供たちにセミの抜け殻を集めてもらい、それぞれ集計してみて自然度の違いを知るというものです。
最近、東京でも増えてきたクマゼミの話や、現在問題になっている、雑木林に花畑を設けようとしている計画のナンセンスさの紹介もからめる内容としました。
子供たちは最後までわいわい取り組んでくれて盛り上がり、主催者も私も満足いく会にできました。

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小平中央公園セミ抜け殻調査一本目

2012年7月29日日曜日

昨年に続き、今年も小平中央公園でのセミ抜け殻調査を実施しました。雑木林の中に長机を持ち込み、事前の抜け殻見分けレクチャーは青空教室♪予習の後は昨年設定した調査地4ヶ所を順番にまわり、皆で抜け殻を集めて、集計しました。今季季節が遅れているのを反映して、抜け殻の総数は少なかったですが、やはり当地ではヒグラシの割合が多いのがポイントです。この日の調査ではニイニイゼミ52%、ヒグラシ26%、アブラゼミ22%と、ヒグラシはアブラゼミを上回って第二位となりました。
親子40名の参加者と共に楽しく取り組みました。

ap bank fes 2012 Fund for Japan in つま恋

2012年07月14日~16日、静岡県掛川市つま恋リゾート

 海の日の三連休、静岡県掛川市つま恋で開催されたap bank fes'12 Fund for Japanで今年も「つま恋自然かんさつ会」のブースを担当し、自然観察会を運営してきました。梅雨の終わりということで悪天候が危惧されましたが、アーティストと来場者の日頃の行いが良いのかほとんど雨に降られることはなく、むしろ晴れて強い陽射しと暑さと闘う3日間でした。5年目の参加となる私は東京と静岡の自然観察指導員の合同チームの世話人代表として監督し、21人の指導員に健闘していただき、3日間で約350人の方をご案内しました。一日100人以上という目標が達成できて感無量です。 
 仲間の自然観察指導員を集めたり、予算を組んだり、スケジュールを決めたり、運営したりと事務局役はなかなか仕事が多く大変でしたが、大きな手応えがありました。

ティンバーランドさんとの連携

 今回初めての取り組みとして、フェスに協賛してくれているティンバーランドさんとの連携がありました。「つま恋自然かんさつ会」の隣にティンバーランドさんがブースを設け、折り畳みのできる軽量トレッキングシューズを必要に応じてレンタルするということでした。事前にほとんど調整がなかったのですが、ぶっつけ本番でやってみて、観察会に参加を希望する来場者の足元をチェックし、ビーチサンダルや踵の高い履物の場合にレンタルを勧め、隣のブースに誘導するというフローを構築しました。

想いを見える化する作戦

 今回の私の戦略は参加者に書いていただいた感想や自然に対する想いなどのメッセージの中で素晴らしいものを選んでどんどんブースに掲示することでした。人の感動を「見える化」することで口コミのような効果を狙いました。自然観察会?なにそれ?のような食わず嫌いの人を、他の参加者のメッセージで引き込むわけです。

自分が案内しない自然観察会

 今回は全体をみなければいけなかったので、私は監督に徹し、自身は3日間を通して案内をしませんでした。こんなことは初めてでしたが、とても貴重な体験でした。3日間奮闘していただいた私の仲間、地元静岡と東京の自然観察指導員のみなさん、本当にお疲れ様でした!みなさんのおかげで、さらに多くの人に自然を楽しんでもらい、大切に考えてもらえるようになりました!!

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