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2003年03月16日 赤い鳥に再会
オオマシコ
早朝、宿の周りを散策するとイカルがさえずっていて、アカ
ゲラのドラミングがあちこちで盛んに聞こえて、この地の
野鳥の多さを感じさせる。朝食後、ジョン・レノンがこよな
く愛したこの宿を出発して再び昨日見つけたポイントへ。
ベニヒワこそ見つけられなかったが、オオマシコは待ってい
てくれたし、マヒワの群れも歓迎してくれた。じっくりと
写真を撮りたかったが、後のスケジュールが結構忙しいし、
連れの不満も限界に来ていたので、早々にひきあげて帰って
きた。19日からの北海道短期決戦で再び赤い彼等に出会い、
その時に良い写真を得たいものだ。環境保全と野生動物との
共存の第一歩を踏み出した私に十分な時間はないが、気持ち
があれば、必ず素敵な出会いが待っていると確信している。
これから撮影という時に除雪車が...

2003年03月15日 赤い鳥を求めて
オオマシコ
連れの誕生日祝いを軽井沢旅行に。もちろん、自分が探鳥を
したいがための企画だとふくれられたのは言うまでもない。
それでも人ごみのディズニーランドは行きたくないし、
お台場まで温泉に入りに行くというのも気が向かないので、
エゴたっぷりに車を走らせた。お目当ては赤い鳥。軽井沢と
いえば野鳥の森のオオマシコやベニマシコが有名なのだが、
一部の人間が餌台をこしらえて写真遊びをしている山中湖の
洞の水場のような不愉快極まりない場所なので、行かない。
野生動物を餌付けする事は厳に慎まなければならないし、
そんなことをしなくても出会いはあるし、愛すべき小鳥と
対話を楽しみながらじっくりと写真を撮らせてもらえるの
だ。あてもなく、少しばかりの推理をもって車をゆっくりと
走らせるとまもなく出会いはあった。オオマシコ、ベニヒ
ワ、ベニマシコが私とふくれた連れの前に現れてくれた。
雪の中に赤い色が映えるのは実に印象的だった。餌台に頼る
事ない野生の鳥たちには健気という言葉が似合う気がした。
赤い鳥と青い鳥は人気が高い

2003年03月8日 郊外の森へ
オオタカ
少し二日酔いの状態でT氏に連絡すると、正に氏も昨晩は
洋酒をやったそうで、二日酔いとの事。それでも直ぐに家を
出て案内をしてくれる氏にはひたすら感謝するばかり。
この日のお目当てはウソ。良い写真がないので、人のいない
所で存分に撮影しておこうと思った。しかし、折からの強い
風が悪影響してか、小鳥全般の姿が少なかった。その代わり
にノスリやオオタカなど猛禽類は頻繁に見られ、オオタカは
カラスよりも多く観たし、まばたきの度に飛んでいたという
のは過言かもしれないが、見上げれば飛んでいるような状況
だった。環境アセスのキーとなるオオタカだが、局地的に
かなりの個体が増加傾向にあるように体感している。減少
傾向にある種の保護を基準にするようアセスを見直した方が
良いと思うことがある。むしろオオタカは密猟問題の方の
解決を目指す事が重要と思われる。
なわばり争いの時期のようだ

2003年03月7日 西荻窪夢飯
海南チキンライス
西荻窪の『夢飯』へ。ギャラリーが併設されているこの店で
知人の作品の展示販売会があったので、顔を出してみた。
夕食の時間だったので、噂の海南チキンライスを賞味。
チキンライスとはいってもいわゆる洋食屋のそれとは全く
違ったもので、鳥のスープで炊いたご飯に、蒸しまたは揚げ
鳥(山梨産の地鶏)が添えられ、3種のソースで食べるという
変わり種。これがなかなかイケる。どうやらシンガポール風
のチキンライスということらしい。でも、既にビールをガバ
ガバ、つまみをパクパク食べていたので二人でも完食でき
ず、包んで下さいとお願いしたら快くパックしてくれたので
楽しみを次の日も味わう事ができた。次回はマレー風カレー
などトライしてみたい。
ちょっと生姜風味のライスが上品

2003年03月4日 マンダラのカレー
マンダラのチキンバターマサラ
神保町『マンダラ』でランチ。神保町通には今さらと思われ
るトピックだが、将来的にカレーのコンテンツを立ち上げた
いと思っている私にとっては今までさんざん食べて回った店
を一軒一軒再探訪することが重要なのである。この店は本格
的インドカレー店で、カレー天国ともいえる神保町界隈の
インドカレーでは他の追随を許さない。とにかくナンが美味
しいので有名で、カレーはトマトソース系のチキンバター
マサラとシュリンプバターマサラがオススメ。辛さは5段階で
2から顕著に辛くなり、3は辛党も満足。最高で4を試した事が
一度だけあったが、汗はダラダラ、鼻水は出るわ、後で胃が
痛くなるわで、それ以来1〜2にしている。そもそも味わいが
良く、程よい辛さもあるので2までで十分と思う。神保町のカ
レーといえば必ずメディアにとりあげられ、神保町勤務者の
リピーターと媒体を見たグルメ客で昼時は行列の絶えない店
だ。古本を漁り、本格的なインドカレーを食し、コーヒーの
美味しい店でゆるりとした時間を楽しむ。オススメです。
昔に比べるとナンもカレーも今一つながら美味。

2003年03月2日 公園のタイ料理屋
ギネスの生とゴイクン
井の頭公園を散歩。ちょっと風が強かったがスワロフスキー
をぶらさげて春の陽気を連れと楽しんだ。ランチはどうしよ
うかと界隈にひしめく数々の名店から考えて今回選んだのは
公園内に昨年8月にOPENしたばかりのタイ料理『ペパカフェ
フォレスト』。公園の緑と調和した素敵な店だ。最初に
ちょっとオペレーションが不満だったのは人出不足からか
待たされることが多すぎる事。席が空いていても外で待たさ
れるのは気の長い私でも『改善の余地あり』と思った。やっ
と店内に入れてもらってもオーダーを取るまでが長過ぎだ
し、料理が出て来るのももう少し早いと良いと思う。まあ、
ロケーションやオペレーションよりも大切なのが肝心の料理
の味なのは言うまでもない事。これが旨かった!まずギネス
の生が呑めるのが嬉しい。タイ料理ならシンハーなのだが、
ギネス生はなかなか呑めない逸品なので、迷わずこれを。
そしてゴイクン(生春巻)とトムヤムラーメン、グリーン
カレーセットを食べたが、全て美味しかった。調べると
エスニックの街でもある吉祥寺の名店『ペパーミント
カフェ』が母体との事で納得。また行こう!と思わされた。
ギネスの生はなかなか呑めない。

2003年03月1日 ロード・オブ・ザ・リング2鑑賞
ロード・オブ・ザ・リング2スチル
待望の『指輪物語』第2章を鑑賞。原作はファンタジーの
原点でありながら、かつ完成度の高いストーリー。その後の
多くのファンタジーとロールプレイングゲームに多大な影響
とインスピレーションを与えた。ドラクエ世代である私には
懐かしく、偉大な永遠の定番物語である。これを映画化
したのは偉業といえる。ニュージーランドの広大な自然の中
でロケを行い、最新のCGを極めてナチュラルに駆使した
映像は圧倒的なスケールで大迫力を演出している。テーマと
なっている善と悪についての普遍的な思想哲学には考えさせ
られるものがあり、性善説、性悪説を想起させられる。前作
には私の親戚の配給した映画の監督が冒頭に出演していて、
今作では同じ映画に主演していた俳優が登場している。それ
を確認するのも楽しみであった。私にとってはスターウォー
ズ3部作に匹敵する忘れられない作品となった。
すっかりロード・オブ・ザ・リングの虜になった私が特典
多数付DVDを購入したのは必然だろう。
次回作が待ち遠しいが公開は来春、また1年の我慢である。
観終わった後は空っぽになる。圧倒されるのだ。

2003年02月22日 環境アセスメント学会公開セミナー
パネルディスカッション風景
環境アセスメント学会が公開セミナーを開催するとの事で
公聴に行って来た。なぜそんな行動を!?と思われる方も
いらっしゃるかも知れないが、私の好きなフィールドは開発
によって顕著に失われており、それを保全する事こそ私が
やらなければいけない志なのではないかと気付いたからだ。
今までは写真が撮れればそれで満足していたのだが、撮影地
が失われていく事が我慢できないことに加えて、写真を撮ら
せてもらっている小さな鳥や動物たちが安心して暮らせる
環境を守り保全することが彼らに対するせめてもの恩返しな
のではないかと考えている。しかも公共事業や開発は中長期
的にみて地域にとっても損失なのだ。セミナーは三番瀬の例
を取り上げて住民参画の可能性をテーマにしたもので、いろ
いろと勉強になったが、ほとんどは三番瀬円卓会議の進行の
仕方についての議論で、これはちょっと不満だった。議論の
運び方の勉強にはなったが。今後も環境保全の勉強を続けて
ゆきたい。
皆さん本業を抱えながら熱心です。

2003年02月17日 オペラな取材
ブラボー
海外からの依頼でドイツから来日しているルネ・コロさんと
いうオペラ歌手を取材。午前中にホテルを訪問し、日本庭園
(ぽい中庭)で和風にポートレートを撮影。さすがにオペラ
歌手だけあってがっしりとした体躯。カシミアのコートには
お決まりのマフラー(パバロッティとか皆してるのは喉の
保護らしい)。マフラーの柄がフクロウでちょっと気になっ
たが特にそれについては尋ねなかった。夜はサントリーホー
ルでの公演を取材。正装したハイソな?方々の中、いつもの
汚いマウンテンパーカにカメラバッグを下げて入って行くの
はちょっと恥ずかしかったが、タキシードにカメラバッグと
いうのもいただけないので我慢。数人が競演したコンサート
はフルオーケストラ+オペラという素晴らしいもの。面白
かったのは舞台ソデで撮影していたのだが、スタンバイのオ
ペラ歌手の喉調整?女性はプルルルルと声を出し、男性は
小さくYeah,Yeah,Ye-と声を出す。詳しい事は判らないが、
これも至上の芸術の一つなのだなと思った。
ソデからの撮影はキツイ

2003年02月16日 国産ワインの可能性2
本日のたるい氏ジャンプ
玉村さんのワイナリーの件で可能性を検証したが、今度は
現状分析が必要だと思い、先日は良い方の可能性を検証した
ので、今回は逆を知っておこうと思った(格好つけてても
酒呑みというだけだ)。同じシャトーメルシャンの廉価な
商品で、こちらは大量に出回っているものだ。価格も1400円
程度で新世界ワインとさほど変わらない。同じく国産ブドウ
を使っているが、日本特有のマスカットベリーAを使用。
ちょうど勝沼のまるき葡萄酒のオリンピオンという廉価ワイ
ンと同じブドウだ。早速試してみると、あまりの落差に驚い
た。価格は4分の1でも、品質はそれ以下に思えた。安物買い
の銭失いとはこの事で、国産ワインの限界を感じた。さすが
に生食ブドウで造ったジュースのような甘いアレとは一線を
画すものの、これではチリワインあたりに大差をつけられて
いると言わざるを得ない。国産なら下の価格帯の池田のワイ
ン、トカップの方が美味しい。このクラスで競争力を持ちた
いのであれば、チリのコンチャイトロ、アルゼンチンのトラ
ピチェ、フクロウのマークのキューベミティーク辺りよりも
美味しいと思わせる品質でなければ成功は難しいだろう。
これはいただけなかった

2003年02月13日 久しぶりのG-Mode撮影
本日のたるい氏ジャンプ
ギタリストがっちゃんプロデュースのライブ『G-Mode』を
吉祥寺に観に行った。ご招待して頂いたので撮影に力の入る
所だが、ライブは大盛況で会場には足場が少なく、お客さん
の邪魔をするワケにもいかずにあまり動けなかったので全力
を尽くす事はできなかった。やはり動かないと写真は撮れな
い。また、全体的にライトも暗めで(ここはいつもそう)
撮りたい場面で撮れない(ブレるだけだ)。そんな状況では
あったが肩の力を抜いて、できる限りの撮影をした。ライブ
自体は企画が面白く、レギュラーの出演者に加えて毎回サプ
ライズでゲスト出演があるので人気があるのも頷ける。ゲス
トは自身の出演に加えて、他のバンドに加わってセッション
するのが面白い。今回はお馴染みのAIR PLANTS、絵ハガキ、
喝!タルイバンドに妖しい雰囲気たっぷりのPIASAが加わって
の盛り上がりの夜だった。次回はどんなゲストが参加するの
か今から楽しみだ。
入りが良かったので演奏する側もノリノリだった

2003年02月10日 国産ワインの可能性
シャトーメルシャン 山梨カベルネ&長野メルロー97
玉村豊男氏が信州のヴィラデストにワイナリーを開設すると
いう。かねてから氏の丹精した野菜や米のうまさには感銘を
受けていたが、今度はブティックワイナリーを開くのだとい
う。ご存じの通り、国産ワインの現状は厳しい。そもそも
ワイン造りに向いている土地が少なく、その上に市場も伝統
的な銘醸ワインと廉価な輸入ワインに占められている。また
比較的に新しい文化であり、醸造用ブドウ自体が敬遠され、
あくまでも生食ブドウがベースで、出荷できない品質のもの
をワインに回すという感覚で作られてきた。だからクオリ
ティが上がらず、ますます消費者に敬遠されるという悪循環
を繰り返している。ここに玉村さんは一石を投じようとワイ
ナリー開園を決意した。私もその志と情熱に共感して僅かな
がら出資を決意した。実際、国産でできるのだろうか...
そう思っていた矢先に近所で掘り出し物を発見。シャトー
メルシャンの山梨カベルネ&長野メルローが半額で売ってい
たのだ。国産のポテンシャルを試すべく早速開けてみた。
抜栓したコルクから薫る心地よい香り、テイスティングして
みてびっくり!これはボルドーの銘醸ワインに勝るとも劣ら
ない逸品ではないか。これで確信した。玉村さんと周りのス
タッフの不断の努力と情熱があれば、必ず成し遂げられる。
純国産とは思えない逸品だった。

2003年02月9日 珍鳥確認集会へ
戦場
ヤツガシラが出ているという話で神奈川県へ出かけた。頻度
の少ない珍鳥だけに多くのファンが殺到することは間違いな
いと思われ、そういう現場が嫌いな私としては前日のオフ会
でも『行かない』と宣言していたが、いつものように酒を
飲んでいて考えが変わった。キャリアの浅い私は実際にヤツ
ガシラを観た事がなかったし、写真もないので、ここは一番
我慢して割り切って証拠写真だけでも押さえておこうと思っ
た。北海道でも時期になれば観られる事があるので、そちら
を本命にするにしても、まずは押さえておこうと思った。
久しぶりに4:30に起きてゆるりと支度を整え、出発。日の出
直後に現場に到着すると既に10人近くの人が競争するように
支度をして場所取りに走っている。こちらは気楽に押さえで
来ているのでそんな光景を眺めながら車中でセブンイレブン
のサンドイッチを食べていた。まだ暗くて写真にならない事
でもあるし。食べ終えて現場に着いてなるほどと思った。
観察できる場所が非常に狭くアングルが限られるのであっ
た。それで場所取り必死なのね、と納得。しかし、こちらは
お気楽なので適当に陣取って待つ事にした。周りの人は三脚
の脚を伸ばして高く構えていた。私はもちろんローアング
ル。押さえとはいえ、できれば図鑑写真は脱したい。しばら
くするとどんどん人が増えてきて、馴染みの仲間も到着。既
に現場は50人ほどの人でごったがえしていた。その後、離れ
た場所でヤツガシラが見つかったが、この後が凄かった。彼
が移動するたびにそれを走って追いかける輩(脅かさないよ
うに私が慎重に歩いているのにお構いなしに追い抜いてい
くのには閉口する)、畑のど真ん中まで入っていく輩等々。
私が最も嫌いなマナー違反が目の前で展開され、やりきれな
い思いだった。そして、そういう人達には悪意がないのだか
らかえってタチが悪い。のべ100人は観に来ていただろうか、
昨年の多摩霊園イスカ騒動を彷佛とさせる現場だった。不愉
快ながらもまずは押さえられたので、イスカ同様に北海道で
自分で見つけて独りでゆっくりとヤツガシラ君と対話しなが
らの撮影を楽しみたい。珍鳥確認集会はこりごりである。
ヤツガシラ君
まるで現場(報道)のようだ

2003年02月8日 オフ探鳥会
浮島
オフ探鳥会で茨城まで出かけた。会では初めてお会いする方
も多く、皆さん年齢は私とさほど変わらないのだが約15年の
経験に裏付けられた確かな知識と発見・識別の眼力には瞠目
させられ、いろいろと勉強になった。日頃から図鑑に書いて
ある一般論に違和感を覚える事が多かったが、この日も驚愕
の事実を知ったり、大変に面白い観察会となった。大勢での
行動でもあるし、写真は撮らなかったが、そういう時に限っ
て魅力的な被写体に出会ったりするもので、ちょっと悔しい
気もしたが、おそらく写真機を持っているとその出会いがな
くなるのだろう。観察に専念するのも楽しいもので、ファイ
ンダーに閉じ込められた視野が広がった気がした。もちろ
ん、購入したばかりのスワロフスキーの双眼鏡が楽しみを
倍増させているのは言うまでもない。気の合う仲間がさらに
増えて気持ちの良い一日だった。企画してくれたT氏に感謝
浮島は猛禽だらけ

2003年01月31日 神保町寿々喜屋最期の日
SWAROVSKI EL10X42WB
皆に愛されて来た神保町の看板とも言える蕎麦屋『寿々喜
屋』が今日でのれんを降ろした。この地に店を構えて50年の
老舗で我が会社と同い年である。この店とは祖父の代から3代
の付き合いであり、閉店は誠に残念である。祖父も私もこの
店のカレーライスが特に好きで、それは野菜や豚肉の甘味が
たっぷりと溶け込み、煮崩れた野菜でトロ味がついていて、
小麦粉やカレー粉の粉っぽい感じがたまらない昔ながらの
味だった。たまに味が薄いことがあって『作ったばかりで
しょ』と突っ込みを入れると、『昼に売り切れちゃって』と
うるさい客と思いつつも、その後はカレーライスを注文する
際に作り立ての時は事前に知らせてくれたり、付け合わせに
漬け物や豆を出してくれたりして楽しい関係となった。ここ
のおろしそばも人気で、ほうれん草のおひたしなど青物が
入っているのが嬉しく、だいたい周辺では蕎麦が一番美味し
かった。店の裏口から出入りし、挨拶を交わすのが楽しみ
だった。立ち退きを機に店をたたむとの知らせには私のみな
らず、多くのファンから『続けて下さい』とのリクエストが
殺到したが、年齢的な疲れと後継者不在から閉店を選択した
そうだ。最期の今日は思い出のおろし蕎麦を頂いた。蕎麦湯
を飲んでいると何だか胸がつまって来て、何枚か写真を撮ら
せてもらい、挨拶をして店を出た。神保町すずらん通りの
下町ともいえる古き良き店が消えて、近代ビルが建つ頃には
またつまらない世の中が一歩前進した実感が湧くのみだ。
カレーライスと迷ったが、やはり蕎麦やだから。

2003年01月30日 スワロフスキーの双眼鏡
SWAROVSKI EL10X42WB
注文したスワロフスキーのEL10X42WBが届いた。購入する
までに徹底したリサーチを行い、決定した双眼鏡である。
今まで使っていたのはNikonのポロ型7x35とLeicaのポケット
8x20。軽量なのにかなりの切れ味がある後者を専ら愛用して
いた。それは、写真屋は被写体を探せれば十分とのアドバイ
スに対してもっともだと思っていたから。実際、重い写真機
一式を運ぶだけでも厄介な上に重量を増やしたくなかった。
しかし、最近は指向が変化してきて、何が何でも写真を撮る
というガツガツしたスタイルが変化。というか、撮っても絵
にならないように思えるシーンが増えてきて、そういう時は
観察に徹したいと思うようになってきた。そうなると、
ポケットでは少々役不足に感じるようになり、やはり10x42
クラスの良いものを一台欲しくなったというわけだ。候補に
上がったのはこれとLeicaのBN10x42。実際に手にとって比べ
てみると、どちらも恐ろしく切れる画像だったが、決定的
だったのはフィット感だった。ライカがゴツゴツしているの
に対して、スワロは柔らかく手になじむ感じなのだ。しかも
100g軽量。こちらの方が良いのは明らかだったが値段も
良かった。そこで徹底したリサーチで購入店を決めた。
インプレは後日掲載予定

2003年01月26日 懲りないヤツ
ひなたぼっこのアリスイさん
風が止み穏やかなポカポカ陽気になる、と聞いて出かけた。
hirorin夫妻とご一緒するつもりだったが、前夜に呑み過ぎ
たお二人はダウンしていたようだ。まずはアリスイ。昨日、
時間の関係で写真が撮れていなかったので撮り直しとなっ
た。幸いにも行って15分ほどで自分で見つける事ができて
撮影をぱっと済ませ、いざ例の河原へ。先週の土曜、昨日、
今日とこれで3日目。自宅から約百キロ離れたこの河原には
ほとんど日参(というほどでもないか)している状態。何だ
か近々に河川敷のヨシが野焼きされるとの話があり、週末
自然写真家としては最後のチャンスになると思い、悲壮な
決意で臨んだ。仕事である記者会見などと違って、プライ
ベートのネイチャーフォトの撮影でまで周囲と競りたくない
ので、先週はガツガツした皆さんに譲っていたが、実際問題
として、将来的に例えばオオカラモズの写真を貸してくれ、
とかアリスイの写真ある〜、なんて時に『うーん観た事は
あるんだけど...』では情けない。何点か写真を貸す際に
ある種だけ他の方に写真を借りるのは格好悪いし、編集者に
手間をかけさせては申し訳ないのだ。そこで、今日は全力で
(もちろん節度をわきまえて)写真にかかろうと覚悟してき
たのだ。10:30現場到着。風も弱く、ピクニック日和だっ
た。土手にどかっと腰を下ろしてオオカラさんを探す。
1時間が経ち、2時間経っても見つけられない。先週はあれほ
どサービスしてくれたのに、だ。昨日も凄かったらしい(
それに対して節度を超えたカメラマンがいたとか)し、今日
はどうしたというのだろうか。昼食をとり、再び粘るも見当
たらず。周囲をパトロールしても見つからずだ。その内に
Nさん夫妻を発見。私は気付かなかったのだが、昨日も来て
いたとの事で、なんだ日参してるじゃないの〜とお互い様状
態。このフィールドがお気に入りなのだ。そして、お仲間を
ご紹介頂き、ご一緒させてもらった。オオカラはその後も芳
しくなく、遠くで過ごしたようだ。たぶん私がガツガツした
気持ちだったので、嫌ったのだろう(^^;その後、土手でNさ
んとコミミさんの登場を待っていると、イノシシを見つけ
た。うーむ、やはり自然が濃いフィールドなのだと感心。
その後、本命とも言えるコミミさんは出て来てくれ、ヒラヒ
ラと飛び回る姿を堪能できた。他にはタヌキや、帰りにはノ
ウサギも出て、この地を野焼きするというのもどうかと考え
させられた。また、撮影時のマナーについて反省するところ
もあったし、いろいろと考えさせられる日でもあった。
ヒラヒラコミミさん
あ、羽根切れてるやん(^^;

2003年01月25日 3カ所を転戦
トラフ
久しぶりにTさんとご一緒して近場からスタート。まずは
アリスイを探しに。現場には他にも意外な鳥が近くにいたり
して丹念に探せば退屈することはない良いフィールドだ。
アリスイさんは結構探しづらい鳥という印象だった。次に
トラフズクを見に行ってみた。これまた見つけるまでが一苦
労でやっと2羽見つけた。ところが一度見つかるとあちこち
にポコポコいるのが見えて来て、視線を変える事が大事だな
と思った。結局7〜8羽いたようだ。その後、先週のオオカラ
とコミミの場所にTさんをご案内。現場に着くと車が一台も
なかったので『やった!風が強いから皆敬遠したのだろう』
と思ったが、そんなわけはなかった。堤防を越えればそこに
は沢山のウォッチャーが集まっている。ちょうどオオカラを
皆で観察、撮影しているところのようだ。しかし、その現場
に着くと既に彼の姿はなく、Tさんがっかり。しかも風が
とても強くて寒い!オオカラはその後、遠めながら確認でき
て一応、徒労にはならなかったが、日没まで粘ったのにこの
風でコミミさんの登場はなかった。Tさんを遠くまで連れて
来たのに申し訳ない結果になった。また次回よろしくです。
トラフさんもユニークなお姿

2003年01月22日 神田界隈のバードショップ
店内風景
最近、本格的な双眼鏡が欲しくていろいろと悩んでいる。
ヨドバシカメラ、レモン社、有名な販売店はあるが、実は
会社の近所に手にとって確かめられる店があると聞き、
早速行って来た。その名はHobby's World。源間さんという
方が経営されている店だ。小川町駅からすぐ。小川町の
交差点で周りを見渡すと、subway(地下鉄じゃなく、サンド
イッチの)があるので、その3Fだ。双眼鏡やスコープを体感
できるのはもちろん、書籍やぬいぐるみなどのグッズも
充実。神田近辺に勤めているバーダーにはお薦めである。
双眼鏡を比較した結論はスワロフスキー。像もさることな
がら、軽量(バランスが良いので、さらに数値以上に軽量
に感じる)、手に吸い付くホールディングと操作性の高
さ。絶品。ただし、性能が高いけど価格も高い。しかし、
高い分が自然保護に役立てられているので、チャリティに
もなるのだ。初めは皇居そばに出店しようと思ったらしい
が、公安にマークされるので、商売にならない(笑)
昼休みに遊びに行ける、いい店なので都心勤務の方は
ぜひ。webサイトはこちら
スズメ、ヒヨドリなどを探して性能を確認しませう

2003年01月18日 充実した日
コミミさん
なかむさんと共に新年初めての鳥観。午前中はオオカラモ
ズが楽しませてくれ、午後はコミミズクを堪能できた。
河川敷をゆっくりと流していると土手の上に大勢のウォッ
チャーが!例によってネット情報と携帯連絡で多くの人々
が集まっていたのだった。気がつかなければそのままオオ
カラモズのポイントに車で突っ込んで顰蹙を買うところ
だった(^^;現場では久しぶりにNさん夫妻に会って、いろ
いろとお話できた。寒風にありがたいコーヒーの差し入れ
などして下さり、心ごと暖まった。途中、鳥観ではない
地元の農家さんが話しかけてきたので、『おじさん、
モズ判るかい』『それの白と黒のが来ていて珍しいから
皆、観に来てんのさ』と話すと、感心しながらこの辺りの
昔の話をしてくれて、かなりほのぼのとしてしまった。
穏やかな日和も手伝って、東京に戻って再び荒みかけてい
た私の心はすっかり和みモード。夕方はコミミズクが大
サービスで皆、夢中でシャッターを切ったっけ。何しろ
皆が目的の対象を堪能できた素敵な一日だった。
北海道でのリベンジ果たしました(^^)

2003年01月13日 機材の工夫
GITZO G1387
撮影では一脚と三脚を使い分けているが、いつも悩んでい
るのが載せ換えの問題だ。三脚の雲台にはマンフロットの
503を使用しており、これに超望遠を載せるにはクイック
シューのプレートをネジ止めしなければならない。この
状態で一脚に載せ換えようと思うと、いちいちコインなど
で2ケ所のネジを緩め、クイックシュープレートを外した上
で一脚をせっせとネジ込むというタイムラグが生じる。車
で移動中に被写体を見つけて、いざ一脚で攻めようと思う
とどうしてもタイムラグが生じ、チャンスを逃すケースが
出て来るのだ。改善のために503のプレートに合うクイック
シューベースを購入しようとした所、何と既製品が無い!
という。マンフロットで何とかサイズが合うものを探して
みたが、確かにないのだ。それで、最終的に出した結論が
このジッツォのクイックシューベースだ。万力式の締め込
みによって多種のプレートに対応できるという新製品で、
信頼性もジッツォだけあって、十二分。締め込めばガッチ
リととらえて放さない。これを常時、一脚に装着した状態
で機動性が確保できるというわけだ。
純正品はなし!これが悩みに応えてくれた!

2003年01月10日 もう一つの名店
三方六
十勝へ行くたびに大量のお土産を買って帰らなければなら
ないのだが、毎回『自分へのお土産?』を買い込んで帰
る。それは愛すべき六花亭の銘菓だし、山本水産の氷下魚
だったりするわけで、今はネット販売もあるのでこちら
東京でも入手は可能なのだが、やはり現地での購入が楽し
いのだ。今まで六花亭のお菓子については賞賛してきた
し、実際に秀逸だと思うのだが、『お菓子の街』帯広には
他にもいくつかの名店があるのだ。その一つが今まで紹介
していなかった『柳月』。六花亭と並んで帯広のお菓子屋
の双璧となっている。昨年、音更にスイートガーデンを
OPENして以来、六花亭への巻き返しが顕著だという噂だ。
柳月の菓子で大好きなのがこの『三方六』というお菓子。
薪の切り方を模したバームクーヘンをホワイトチョコで
コーティングしたリッチな菓子で、さらにミルクチョコ
レートで白樺のような模様に仕上げた芸術品だ。今までは
プラスチック製のミニノコギリでこの『薪』を小さく切っ
て食べるのが楽しみだったが、最近、ゴミ問題に対応して
これを廃止、予め10切れにカットされている。
モンドセレクション受賞歴有。おひとつ500円也。

2003年01月09日 赤い真珠
手作り筋子
仕事復帰の朝、炊きたての白い飯を食べる楽しみを冷蔵庫
から取り出す。帯広のお父さんが持たせてくれたいくらで
ある。出発の時はしばれていたものが、ポータブル冷温庫
によって緩やかに解凍され、昨晩自宅の冷蔵庫にて食べ頃
になっていたものだ。北海道ではシーズンになるとスー
パーなどで筋子を買って来て、家でほぐしてイクラ漬けを
作るのだそうで、大量に作ったそれを冷凍保存したりして
長期間楽しむという、何とも羨ましい生活がある。バラす
方法もいろいろで、中にはテニスラケット(ガットの部
分がちょうど良い隙間らしい)を使うとやりやすいなんて
いう話もある。とにかくも鮮やかな深紅の珠玉を炊きたて
の銀シャリにぶっかけて食べる。うーん贅沢!横を見ると
妻はこの限りある資源を躊躇なくどっさりと盛っていて、
『ちょっとかけ過ぎじゃないの?』と文句をつけると、
『だって、いくら丼でしょ』との弁。私としてはちびちび
と長期間楽しみたいのだが、嗜好が食い違ったようだ。
ともあれ、しばらくは白い米を食べる楽しみが倍増だ。
本当に北海道は素晴らしい

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