2002年3月19日 再び十勝帯広へ
十勝のいいとこ取りランチ
連休とバースデー割引きを利用して十勝帯広の地へ戻って
来た。1997年から何回も来ているが、3月に来るのは初めて
となり、意外な出会いに期待する。帯広の気温は高いよう
で、予想以上に暖かいのと道が夏道になっている事、そして
ところどころ雪が溶けて土や草が見えているのが印象的だっ
た。初日の今日は我が友まささんと合流、まずは百年記念館
2Fのレストランでランチ。公共の施設にしては結構洒落た
メニューが嬉しい。その後、三番瀬の本や自然保護全般につ
いて対談した。百年記念館の池田さんの仕事場にお邪魔した
りしながら、3時間弱の対談ののち、呑みに行く事に。あま
り呑めないっすよーと言いながら、次々に盃を空けていく彼
につられながら、ビールの後はワインを1本空け、その後は
焼酎へ。いや、久しぶりに呑んだべなぁ。その後、アザラシ
を研究している彼の後輩3人を呼び、酒宴は無礼講状態に。
焼酎も空いたが、3人は別のお酒を呑んでいたので、結局
二人で結構な量を呑んだことになる。とても楽しい夜はあっ
という間に過ぎてゆき、記憶のない帰路へ(^^;
これで1000円だからなかなかのものでしょう。

2002年3月20日 二日酔いにスタック
休息するガンたち
起きると8時を回っていた。すっかり寝坊してしまった上に
ちょっと酔いが残っているようだ。ちょっと遅いスタートと
なったが、とりあえずハクガンを観に出かけた。現場に着く
と、いるわいるわ、ガンたちがあちこちで渡りの疲れを癒し
ていた。十勝晴れの青空にハクチョウやガンが飛んでゆく
光景を観るのは初めてで感動的だった。渡りの季節なんだ
なぁ...季節感に溢れる十勝の自然の一コマだ。さあ仕事
だ。地域全体で数千はいると思われるガンの中に、白い種類
を探す。スワロで丹念に一ケ所ずつ探してゆく。探す事1時
間、どうにも見つからない。ここは気分転換だ、とばかり
一昨年12月にケアシノスリを、今年1月にキレンジャクを観
た場所へ車を走らせた。雪がだいぶん溶けていたので甘く
みてしまったのが運のツキ、スタックしてしまった。あれこ
れ頑張ったが脱出は困難で、仕方なくJAFさんを呼ぶ。
意外に早く到着した2トントラックに引っ張られて脱出。
救援に感謝した後は、再びハクガン探し。それでも見つから
ないので、一足早く抜けてしまったのではと諦めて引き上げ
た。午後にベニヒワを探しに行ったが、空振り。
頑張って渡り切れよ!と応援したい。

2002年3月21日 森へ
休息するガンたち
今日は体調も整い、しっかり5時に起きて出かけた。まずは
ベニヒワの群れを探すが、今日も見つからず。周辺の森を
くまなく何周も回ったが、声もしないので、どうやら抜けて
しまったようだ。なんだか私が十勝へ来るタイミングは明ら
かに外れているように思える。そうこうしている内に2時間
ほどが経ち、1月に賢者やカムイに出会った森へ。前回1月より
もはるかに多い積雪が残っており、ズボズボと膝くらい
まで埋まってしまう状況はとても撮影どころではなく、歩く
だけでも疲れる。まさか、こんなに雪が深いとは予想してい
なかった。当然、被写体を見つけてもアングルは選べない。
そんな状況に士気をそがれていると、コツンコツンと左から
聞こえたので見上げると、アカゲラ...コアカゲラだ!1月
に何度も探したが、出会えず終いだったのだが、やっと出会
えた!よーし、と写真を撮る気満々になるが、状況が変わっ
ているはずもなく、枝かぶりを...動くとズボっと雪に
埋まるので、だんだん雪に対する怒りと自然に対する無力感
を覚えてきた。まさに格闘している状況だ。汗をびっしょり
かきながら何とか彼の行方を追っていたが、もう限界。雪の
上に大の字になり、十勝の青い空とぽっかり雲を眺めながら
美味しい空気を吸い込んで微笑んだ。どうにもなんねえっ
しょ。至福の一服を堪能している時に待ち合わせていた人が
やってきた。やはりズボズボと埋まりながらやってきた。実
は今日はエゾモモンガに出会った時の行動の詳細を、調査
研究している大学院生に伝えるという役目があったのだ。
二人してきついラッセルをしながら、森へ入って行く。モモ
ンガ君が移動したせいぜい100Mほどをやっとの思いで案内。
すっかり汗だくとなった。再びラッセルして帰路へ。そこで
池田さんが待っていた。スノーシューを履いて。呆れた表情
で『必需品ですよ』と良い笑顔。そうですよねーと納得しつ
つズボズボ埋まり、また汗をかいた。その後、二人と別れて
再びハクガンを探しに。今日は何とか見つけたが写真を撮る
にはちと遠い。その現場で一台の車を発見。何と旭川の神田
師匠だった。連れの実家に遊びに来てもらおうと思ったが、
この後、釧路へ向かうということでほどなく別れた。その
後、昨日見かけたハギマシコ30程の群れを少し撮影して本日
は終了。明日は最後の日だが、さーてどこへいくべか。
ハギマシコは不思議な色合い。

2002年3月22日 感謝の手打ち蕎麦
コアカゲラ
4:30起き。正月にイスカの群れがいた現場は静かだし、
しつこくベニヒワを探すが、どこにも見つからなかった。
他の鳥も非常に少なく、どうやら渡りの波の谷間ということ
に間違いないようだ。まあ、楽しみは来年にとっておこう。
その後、いつもの森へ。スノーシューを入手している暇が
なかったので、ズボズボ覚悟で行ったが、冷え込んだ朝の
早い時間だったので、シャーベット状になった雪の上を案外
楽に歩けた。そして、再びコアカゲラが出迎えてくれた。
その後、くどく路傍に小鳥を探しながら純子さん宅へ。前回
とてもお世話になったのと、その後、素晴らしい友人を紹介
してくれたお礼が言いたかった。Birderの話、今回の鳥の
状況など楽しく談笑。その後、わざわざ私のために蕎麦を
打ってくれて、至福の昼食をご馳走になってしまった。更に
今回も丹精した長いもを持たせてくれて、何だかお礼に行っ
たのが、ますますお世話になってしまった。感謝の念で一杯
になりながら暇乞いした。明日は朝一番で帰京するので、
鳥観はなし。次回は6月の良い時期に来たいと思う。
結構、すばしっこい動きなんね。

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